初出勤までにするべきことは?
転職先の業務について予備知識をつけておく
業務に関する予備知識を身につけておきましょう。同業種への転職であっても、会社によってサービス内容などは異なります。事前にしっかりと下調べをしておくと入社後の業務効率が上がります。特に試用期間がある場合には、少しでも早く戦力として認められて本採用の決定を得る必要があることも忘れずにいてください。そのための行動は入社前から始まっているのです。また、仕事に関する予備知識のみでなく、会社のことを知っておくことも大事です。出社初日までに就業規則に目を通して、転職先の職場における基本ルールを覚えておいてください。
出社時刻については必ず確認しておく
当然のことながら遅刻するのは厳禁。時間を守ることは大前提になります。そのうえで、「就業規則にある始業時間の10分前に到着するようにしよう!」という考えについても注意が必要かもしれません。会社によっては、慣習というものがあり、実際に社員が出社している時間が就業規則通りとは限らないからです。転職先の慣習については入社前に分からないもの。前日までに初日の出社時間については採用担当者に確認しましょう。そのうえで早めの行動を心がけてください。
服装や身だしなみのチェックをしておく
第一印象は非常に大事。服装や身だしなみにおいて、何よりも意識したいのが清潔感です。スーツやジャケット、シャツはもちろんのこと、靴やかばんなどの小物にも意識を向けましょう。汚れやしわがあれば前もって対応しておくことが大事です。私服勤務の場合であっても、あくまでも仕事にふさわしい服装を意識してください。面接時と同様にビジネスシーンに合う服装を意識しましょう。また、服装のみでなく、髪型なども整えておくことを忘れないでください。
自己紹介をしっかり考えておく
出社初日には、一緒に働く方々の前で自己紹介や簡単なあいさつを求められることが多いです。この際に大事なことは「とにかく明るく大きな声」を心がけることです。しかし、ある程度の準備をしておかないと緊張して、明るい表情ができないかもしれませんし、声も小さくなってしまうもの。そこで、自己紹介はしっかりと事前に決めておくとよいでしょう。特に長く話そうとする必要はなく、氏名などの他に前職で何をしていたかなどについて話します。また、趣味についても話すことによって同僚との会話の糸口となることもあります。
この際に注意したいのが、自己PRを必要以上に話してしまうこと。人によっては「自慢している」と捉えられてしまうケースもあるので注意しましょう。
初日あいさつの例について
「本日からお世話になります、○○(氏名)です。△△県出身の××歳です。前職では○○の仕事で△△エリアを担当しておりましたが、このたび、一緒に働かせていただくことになりました。趣味は××になります。もし同じ趣味の方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。即戦力として活躍できるよう精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
いかがでしたでしょうか。転職先への出社初日というのは誰でも緊張してしまうもの。しかし、事前にしっかり準備しておくことで、その緊張は和らぐはずです。ここで紹介した内容を参考にして、少しでも早く新たな職場で活躍してください。
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