トラックドライバーの仕事内容
トラックドライバーというと、大きな車体を運転し長距離の移動をするといったイメージが一般的です。しかし、トラックドライバーの仕事内容は、運転するトラックの排気量や取得している免許の種類などによって、大きく異なります。
大型トラックのドライバー
大型トラックのドライバーは、最大積載量が6.5トン以上のトラックを運転します。仕事内容は、荷揚げ場所から荷卸し場所までの長距離配送が中心となります。
また、配送だけでなく、荷物の積み下ろしも業務内容に含まれます。 大型トラックのドライバーとして働くためには、大型免許が必要です。 長い時間をかけて長距離を運転することが多いため、体力が求められますが、1人で仕事をするのが好きな人にはおすすめの仕事と言えるでしょう。
中型トラックのドライバー
中型トラックのドライバーは、最大積載量が3トン~6.5トンのトラックを運転します。中型免許の取得が必須です。業務内容は、基本的には大型トラックと同様、荷物の配送や揚げ卸しが中心になります。 ただし中型トラックの場合、長距離配送は少なく、日帰りとなることがほとんどです。
中型トラックのドライバーは、基本的な業務に加えて、荷物の揚げ卸し時にフォークリフトを扱うこともあります。そのため、フォークリフトの免許を取得していれば、中型トラックドライバーへの転職に有利です。また、資格所有者には資格手当がつく場合もあります。
小型トラックのドライバー
小型トラックの最大積載量は3トン未満です。車体が小さいため、小回りを利かせながら街中や住宅街を走行できるというメリットがあり、特に個人宅への宅配に適しています。 扱う荷物も小型で軽いものが中心となるため、比較的女性ドライバーの多い職種です。
普通自動車免許を取得していれば運転ができるため、気軽にトラックドライバーとして働けるのは大きな魅力と言えるでしょう。トラックの運転経験がない人でも、ドライバー補佐から始めることが可能です。