トラック運転手の年収について
車好き、運転好きには魅力的ともいえるトラック運転手ですが、年収はどのくらいの額が期待できるのでしょうか。これからトラック運転手を目指そうと考えている人にとって、気になる年収について紹介します。
平均年収は約400万円前後
トラック運転手全体の平均年収は300万円台後半から400万円台前半が相場となっています。月給に換算すると、30~35万円程の収入となります。こちらの金額は、働く会社や仕事内容によっても異なります。地方の会社と比べると、都心部の会社のほうが給与額の高い場合がほとんどです。
特別手当を支給するところもある
トラック運転手は、長時間の長距離運転が基本です。そのため、日々安全運行ができることはとても大切です。会社によっては、無事故を長期間続けた場合、特別手当を支給するところもあります。また、経験を積んで、「牽引免許」や「危険物取扱者免許」などを取得すると、その分さらに給与は上がっていきます。年収を上げたいと考えている人は、資格の取得を検討するとよいでしょう。
大型ドライバーの給与事情
大型トラックドライバーの年収は、平成26年に厚生労働省が行った調査によると、約420万円という統計が出ています。大型トラックのドライバー職の中でも、大手企業の配送センターや、トレーラーを使用したコンテナ運搬などはより高い傾向にあります。少しでも高い年収を希望する場合は、大手の企業を選ぶとよいでしょう。大手企業の場合は、年功序列を採用しているところが多く、年収が高く安定した収入を得られるといったメリットがあります。大型トラック運転手は、30代から40代といった年齢層が活躍しています。他業種よりも長く働けるのも大型トラックドライバーならではといえます。
トラック運転手は、1人で荷物の配送を行います。そのため、一般的な職業とは異なり、人間関係に悩むことは少ないでしょう。昨今、運送業界も人手不足に陥っています。1人で働くのが好きと言う方は、トラック運転手を候補に入れてみてはいかがでしょうか。